宇佐見会

同人サークル「宇佐見会」はカードゲームの製作を中心に、グッズ製作や各種イベントの企画を行っている団体です。
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製作/企画:対戦カードゲーム「幻想萃符伝」 | ゲーム交流会「上方東方祭」
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滅罪「正直者の死」/Forgiveness "Honest Man's Death"

随喜信仰 ,No40 滅罪「正直者の死」/Forgiveness "Honest Man's Death"
音楽CD「蓬莱人形」に掲載されている、八人の正直者のお話が基になっています。
次々と消えていく正直者は、いったい楽園にて何を得、何を失ったのでしょうか。
妖怪としての新たな生でしょうか。望んだとおりの甘い夢だったのでしょうか。それとも?

Forgiveness Honest Mans Death.full


--滑稽にも見えた「いけない旅」の終わりに、その男は重大な発見をする。残念ながらその発見が生かされることはない。なぜならそれは、その男の死をもって発見されたからだ。それを知るのは彼だけである。

輪をかけて残念なことは、命とひき換えに得たものが、生死の境で得たということから想像されること程に深淵なものではなかったことだ。要は、それを発見しなかった我々同様バカを見たのである。

ごきげんよう、おバカさん。正直にも程がある。-- (Susumu Hirasawa, Phantom Notes, 新譜世界断片高倍率拡大図1より抜粋)

失敗の運命/Fate to fail

さて、前置きが長くなりましたけど、とにかく一枚目です。
どのカードにするか悩むのが嫌だったので、ランダムに選びました。たぶんこれからもランダムです。

幻想回向,No60 失敗の運命/Fate to fail
Fate to fail.full

shige様のイラストがすべてを物語っているカードですから、付け加えて説明することもありませんね。
終わり。

という冗談は置くとしても。
パチュリーを出演させると決めたときに、紅魔館メンバーと絡ませたら面白いな、と考えたのが基です。
レミリアのわがままに振り回されるパチュリー。客人として養ってもらっている以上、あまり強い態度にも出られない。そんなパチュリーの姿をイメージしています。パチュリーは他のカードがどれも格好いいですから、ちょっと抜けたところも表現しないといけませんよね。世の中はバランスだって誰かが言ってました。
しかし、レミリアのいたずらといってもたいしたことをする必要もないでしょう。こっそり読んでいる魔導書をすり替えておくとか、込み入った魔術に集中しているところに突然声を掛けるとか。その程度で、きっと魔法を失敗させるには十分です。